ギター

人生を積み重ねていくと、

価値観、人生観といったものは、

少しずつ、あるいは何かの出来事をきっかけに、急激に変わってしまったりしますね。

父親と自分

上司と自分

社会と自分


理解されない

信じられない


いろいろな思いを抱いて、殆どの人たちが生きていると思います。


ある日、自分が父親になり

上司になり

社会的責任のある立場になり


そのときになってはじめて気がついたりすることもあります。

そうか

あの時、あの人はこう考えていたのか・・。


今までに自分が抱いていた

正義　とか　悪　とか

正しい　とか　間違っている　とか

そういった固定観念が音を立てて崩れていく


そのときになって初めて

関わりを持って生きていた人たちを

受け容れることができるようになる


そんな時

今までうたっていた自分の歌が

歌えなくなるときが来たりします。


それどころか、

どんな言葉さえも、もう出てこない。

シンガーソングライターであろうとすれば、

そういった日を迎えたときのことは推して知るべしですね。


その日を境に楽器を手に取らなくなってしまう

そんな人たちも見てきました。


純粋に楽器を奏でて楽しむことができるかどうか

楽器は裏切りませんよ

言葉にできないものを表現してくれるかもしれません。


出会う人と

音だけでコミュニケーションをとる

楽器だけで

無言の会話ができますか？