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2001年宇宙の旅

先日、お客さまとの会話の中で、

“2001年宇宙の旅”

が話題に上ったので、

あらためて観てみました。

1968年作品

子供の頃から、テレビの洋画劇場などで

観る機会は多かったのですが、

子供にとっては、単調で退屈な映画

最後までしっかり観たことはありませんでした。


この年齢になってようやくじっくりと観てみたわけです。

遅すぎるよ!

とツッコまれそうですが、

そうでもなかったと思います。


60年代に生まれた

サイケデリックカルチャー

ニューエイジ思想

こういったものに深く興味を持っていなければ、

観てもわからない。

10008369259.jpg



今だから、原作のアーサー・C・クラークの視点に立ち

物語を理解することができたような気がします。

キューブリックが不思議な画面を

描きこんでいくので、

原作の思想とは別の難解な部分が生まれてきたようですが。


同じくニューエイジ思想の強い

“かもめのジョナサン”

も、子供の頃から書棚にあったのですが、

最近になってようやくじっくり観ることができたので、

その作品に込められた背景や思想を

理解することができました。


2001年でキューブリックが用いた

撮影に関する技巧的な部分のみならず、

ラスト25分間のシーンに関しては、

後のSF作品に対し、どれほどの影響をもたらしたか、

とてもよく理解できます。

それは哲学的な部分という意味で。

2001SpaceOdyssey133.jpg



大友克洋の“メモリーズ”

士郎正宗の“GHOST IN THE SHELL”

アーサー・C・クラークの思考の

その延長線上にあるような気がします。


よいタイミングで観る事ができました。
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