四方山話 チューニングについて
楽器のチューニングについて少しだけお話しましょう。
私たちが一般的に使っている調律方法は“十二平均律”と言われる調律方法になります。
あまり詳しくありませんが、市販されているチューナー類も“十二平均律”が採用されているでしょう。
基準となる音(例えば440Hz)をきめてしまったら、耳でチューニングする私などは違和感を覚えることも多いのですが、実は、この平均律、一度(ユニゾン)と八度(オクターブ)以外の音は、無理やり平均値で割っているだけなので、厳密には協和していません。
四度と五度は完全協和音程と定義されていますが、実は平均律では微妙にずれが出ています。
演奏するkeyを決めたあと耳チューニングする人は、そのkeyにあった平均律でないチューニング(場合によっては純正率)をしている可能性が高いので、別のkeyに移ったときにまた違和感を感じることになるんですね。
まあ、ギターの状態にもよりますが、そこまでシビアな状態を維持できているギターもそうそうないでしょうし、一曲引き終えるまでに弦が伸びたりして、チューニングなんてどんどん狂っていきますのでさほど神経質になることもないでしょうが。
それにしても不思議なのは、その平均律の微妙なずれが気になることもあれば、スライドギターやフレットレスの弦楽器類など、音をフェイクさせることでしか表現できない場合もあるということですね。完全・不完全協和音程でも、不協和音程でもなく、カコフォニーの世界ですね。
音の世界って不思議です。
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テーマ : 岡崎市の音楽スポット
ジャンル : 音楽
私たちが一般的に使っている調律方法は“十二平均律”と言われる調律方法になります。
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基準となる音(例えば440Hz)をきめてしまったら、耳でチューニングする私などは違和感を覚えることも多いのですが、実は、この平均律、一度(ユニゾン)と八度(オクターブ)以外の音は、無理やり平均値で割っているだけなので、厳密には協和していません。
四度と五度は完全協和音程と定義されていますが、実は平均律では微妙にずれが出ています。
演奏するkeyを決めたあと耳チューニングする人は、そのkeyにあった平均律でないチューニング(場合によっては純正率)をしている可能性が高いので、別のkeyに移ったときにまた違和感を感じることになるんですね。
まあ、ギターの状態にもよりますが、そこまでシビアな状態を維持できているギターもそうそうないでしょうし、一曲引き終えるまでに弦が伸びたりして、チューニングなんてどんどん狂っていきますのでさほど神経質になることもないでしょうが。
それにしても不思議なのは、その平均律の微妙なずれが気になることもあれば、スライドギターやフレットレスの弦楽器類など、音をフェイクさせることでしか表現できない場合もあるということですね。完全・不完全協和音程でも、不協和音程でもなく、カコフォニーの世界ですね。
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